昔は「善行」っていったらわかりやすいことだらけだった。
寄付にしたって、目的に沿った組織や団体があったし
介護や福祉だって、大勢の家族の中ならあたりまえ。
施しだって宗教に基づいてて、道徳観も揺らがなかった。
今はどうだ？
寄付を募るところの実態も分からないとこ多いし、
社会福祉も商売っ気が介入して、純粋に考えられないし、
施しも上から目線、見返りを求めすぎることもある。
そんなことばっかりじゃないよ～と、純粋培養な人に
言われそうだが、本当に「慈善」だけを行いたいと思っていても、
この時代先々そうでなくなる可能性は大いにある。
悲しいこった。
Ｋ電が「15％↓」を提唱～お願いした途端、
「節電しなきゃ」っていう空気が世間を席捲。
節電？ んなもん普段からしとるわい。
今更電気料金必死になって少なくするなんざ、
妙だし、カッコ悪い。
なんてことを知人に話していたら、
「こんな時に節電に協力しないなんて」とひとでなし呼ばわり。
ここんとこの「節電」の意義って、
・電力不足だから、みんなして助け合おう
なのか？
・電気料金が高騰するし、同じように電気使ってたら
すんごい料金になるから、使わないようにしよう
なのか？
・みんなやってるしぃ
なのか？
よくわかんない。
数字の上でもわが大阪国のハシモトくんは即座にキレたが、
今回ばかりは私も賛成で、Ｋ電の勝手を非難する方に回ろうではないかい。
電力会社なんて、安全の上に安定供給・価格安定が立脚するべきで
いくら原子力が国策だったとはいえ、こんなになっちゃったら
「加担」してたといわれても文句は言えまい。
算定もいまや公開されとるが、目に見えないもんはどうも理解できん。
ヤバいよ、ヤバいよ、なんとかなんねー？って心理が
世間で伝播してる、やな感じに思えるの、私だけ？
「震災」を大義名分にしない。
どこぞの政治家が政策を提議したときにそう言ったそうだ。
だが、今のどの決議にその意気が反映しとるのか。
まーったくわからん。
政治家が胸張って、英断しまくってくれなきゃ
企業が悪者にならざるを得ない。あるいは便乗・悪乗りして
「震災」を言い訳にしてしまう。
消費税upだってそうだし。
15年度ぉぉ？ 右向いて左向いて、また右向いたら
4年くらいあっという間さ。
そんとき総理誰よ？ ぜったい「しもたっ！」って後悔するさ。
☆
そんなことつらつら怒りつつ、の2週間ほど。
ボスは大陸へ出張中。週末には戻る。
ちょっと忙しかったっちゅーねん！
なんだか毎年の６月の憂さ、今年はちと強いかも。
☆
ＴＶ地デジ対応、これから怒涛で始まります。
モラトリアムもええとこ…（苦笑～爆笑～恥？
アナログでもええやん、とひとりごちながら価格比較の毎日。
ウニ脳に拍車かかるの巻。
☆
『宇宙兄弟』1～13 続刊
別にＯ栗ファンでないし。オカダファンだしぃ。
実写でどうなんの？ という思いで読みました。
折しも土井さんだっけ？ ＩＳＳで５０日間って…
「ゲー」とか、なかなか率直です。
ムッタ兄の人間的な魅力満載。
『荒川アンダー・ザ・ブリッジ』1～3 以下未読
村長キャスティング：Ｏ栗だけど、別にファンじゃないし。
もーいい！
好奇心で読み始め、シュール杉なんで、ぼちぼち読み。
さすが美人の中村光先生だ。
『ねうちもん京都～』グレゴリ青山 メディアファクトリー
世代が近く生まれ育った地も近いので、ごひいきにしてます。
既刊で見たものやエピソードも含まれてるけれども
京都人特有の性格上、「よそさんが気になる」ので
他人のお気に入りを知るのもまた一興。
あぁ、京都出身なのに、すっかり観光客目線になってもうた。
『マイ・ブルー・ヘブン（東京バンドワゴン）』
小路幸也 集英社文庫
今回は戦後の話。スピンオフっちゅー感じです。
堀田家のありようが納得いく一連の出来事。
こういう人々は、あの頃に多くいたんだろうなあ。
やはり映像化希望します。テレビドラマでいいから。
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