沸騰寸前

2003年12月4日
10月からの契約については、船積みを含めてユーザに供給して
太鼓判を押されるまで大体2ヶ月近くかかるので、
年末までに片付けようとどこもスピードを早めて細かい交渉を
断続的に寄越してくる。

交渉は密である方が望ましいけれど、
「事前にある程度話をしておいてくれ」と思うことが頻発している。
要は、「よい話」ばかりで契約を前向きにもっていこうとする
C国関連の取引にありがちな双方の感覚や意思が先行しているわけで、
「詳細については何か発生した時に双方で相談して解決しましょう」
としか言及していないせいだ。

ウチが契約上細かいことを言えないのはボスがC国人で
習慣的な認識が濃く、あまり日本的に神経質になると
逆に顧客に逃げられると思っているからで、
業務で困らない範囲で私はあまり追い詰めず、
何かあっても学習してくれればいいと思っている。
ただ困るのは、事前協議を怠っていながら
「なんとかしてくれ」とネジ込むユーザ。
腹立たしいことこの上ない。
ここには日本人としても恥ずべき気質がある。

信用や誠意の皮を被ったワガママも時には
受け止めなければならない時もあるが、
己で咀嚼せずに他所に持ち込むのはどうか。
モラルも何もあったもんじゃない。
それで利益を生もうなんて傲慢すぎる。

ふ〜、疲れた。

★☆★☆★

☆みなとさん
 「経験と魂」ですか、名言ですね。
 経験測だけでは、と私も思う今日この頃。
 魂が行き交っているのか、と問わねばなりませんわ。
 しかし、3年目青年の明るい未来はあるのでしょうか。
 
 医療関係の知人が言いました。
 「日本人は謝りすぎだよ」って。
 「だから(ボクは)謝らないんだ」って。
 でも、そこにモラルはないよなあ、確実に。
 謝るっていうのはプライドの問題ではないと思うのですが。 

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