一転にわかにかき曇り

内容にそぐわないタイトルかもしれないんだけど、
講談なんかで使われてる言い回しで、気に入ってて、
一度使ってみたかっただけなんですよ。

★☆★

ふぐだ！　ふぐだ！　と騒いでいたら、
前歯が欠けてしまった。しかも食事中に。

思い起こせば中学生に上がる前の春休み、
公園で友達と遊んでいた時、滑り台を逆さに上り、
足を滑らせて頂上の鉄板でアゴと前歯を強打した。
そのとき歪んだ歯を今までそのままにしていたからだ。

歯医者へは小学校でお世話になったきり。
風邪ひいて内科に行くのとは訳が違う。
しかし「えいや！」と決心して朝行くことにする。

結果、虫歯が3〜4本見つかり、なんと上の右奥に
親知らずが生えていた。
一時期肉付きのよい頬っぺたの内側にさわっており、
気にしていたことがあったっけ。
でも痛くないからいいや〜　とそのままにしていた。
モラトリアムの性格がこんなところで露呈してしまう。

早速神経を触ることになるかもしれないので、
麻酔をかけられ、前歯削りの作業が「きゅい〜ん」と。
これから1ヶ月以上通わなくてはならない。
予約診療という未経験のことにワクワクする自分を
戒めながら、医者のいう
「どれから始めてもよい」を、＝
「親知らずを最後にしましょう、イッヒッヒ」に
変換してしまって、未知の世界に怯えているわたくし。

大阪に来たUちゃんと旦那さんのGちゃんと
午後お茶するも、うまい具合にちょうど3〜4日前
親知らずを抜いたGちゃんに、疑問の数々をぶつける。
「まだ抜糸してへんねん、禁酒禁煙中」と言われて、
ちょっと、ぞぞ〜っとしたわいな。

け、やっぱ、肝ちっちぇ〜なぁ…