朝の電車

2004年3月24日
各停しか止まらない駅近に住んでいる私は
ターミナル駅まで約20分を要する。
できるだけ本を読んだり、音楽を聴いたりして、
めっちゃ眠い日はZzz…

今週に入ってからは学生が乗り込んで来ないので混まず、
まず妙ちくりんな会話に耳を取られることもなかった。

だが、今日は学生4人組が通勤の大人にまぎれて乗り込んできた。
来月から高校生になる中卒生、今日は何か用があって
4月から通う高校へ行かねばならないもよう。
仲良し4人組みたいだ。
「この電車、ギリギリ間に合うたな」
「これから、これ乗らんと遅刻やぞ」
「チャリ、高速で漕いで間に合うん?」
「そら精神力やで、オマエ」
卒業してハジケたか、1人だけ茶髪にピアスの子が
「精神力」と言っている。

「N(先生のこと:呼び捨て)、今度どこ行く(異動する)ん?」
「教育委員会」
「へ〜、でもあいつ出世狙とったしな」
「教育委員会、年金ようけ出るらしいで」
「ほんまか? ならおれ教育委員会行こ」
「そんで、仕事は楽らしい」

……事の真偽はともかくとして、私がこれ位の年に、
先生の年金の事を話題にしたことがあったろうか。
教育委員会について、あれこれ考えたことがあったろうか。

そんなことを考えながら乗っていた。

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