今日麩のバス車内

2004年5月20日
今週初手から玉姫様乱痴気大暴れにつき、体調サイテー。
集中力はないわ、伊丹と大格闘で、参った〜

そんな最悪の昨日、退勤時のバス車内での出来事。

乗り込んだバス、乗客は10人強というとこか。
雨が酷くなってきたので、すぐ来て乗れて、一息付いて
「あれ、税抜きでいくらっけ」と思い出して、座席で
おもむろに携帯の電卓を呼び出そうと電源を入れた。
すると、
携帯使うなあああああああ〜!!!」と
爺に指差されて大音響で怒鳴られたのである。
心臓バックバク。
ええ、車内で使うのはよくありませんわよ。
ええ、そうですとも。
速やかに切ってバッグにしまう私だったが、どう見てもその爺、
不定住者のようで、言動が怪しい。
と、最後尾の座席から
「チョロチョロするな! ジッとしとけ!」という罵声。
見ると若い男性。ヲタク系。爺が目障りだったんでしょう。
そのヲタクも確実に変。
他の乗客は凍りついてる。
ヲタクの隣に座ったお兄さんは動かない。
そりゃそうだろう。
しかしバスは走る。

基本的にはこの路線、朝は通勤の人だらけだけど、
たまにちょっとイタイ人が乗ることが多い。
独り言ブツブツ言ったり、奇声を上げたりする人、
ブルーシート御殿の爺とか、東京で言うアキバ系ヲタクとか。

それもあと5分我慢だ! と心の中で呟いていたら、
次の停留所に止まった途端、爺が下り口に走った。
ホッとしてたら、次の瞬間運転手さんが、
「ちょっと、おっちゃん!! お金!お金!」と叫ぶ。
無賃乗車じゃん。やっぱり。
運転手さんは、
「こら!オッサン! 金払え!」
次第にサービス公務員にあるまじき口調となる。
爺は下りてうろうろと奇行をしていたが、足早に去る。
運転手さんはさらに爺の背中に
「金無いなら、乗るな!」と吐き捨てる。

誰も何もできない。恐い、恐い。ただそれだけだった。

★☆★☆★

大阪はビックリ箱のような街だ。
ただ「おもしろい」という言葉で何でも語られる。
日常はごっつーシビアなのに。

五輪誘致に夢も金も賭けてたから、頓挫したショックは大きい。
誘致に照準を合わせていたことが多すぎて、借金も含めて
どう方向転換すればいいのか、なかなか答えが出ない。
しかも会議誘致や外国企業誘致が庶民の雇用対策に繋がると
エライ人は本気で信じている。
【ウチの会社にもATCという借金だらけのところに
 賃料安くするから引っ越さないかとしょっちゅう勧めてくる。
 安いというが、便利な街中の今の賃料より不便な場所が高い
 のは何故なんだ? 阿漕な商売してんじゃないのか?
 「あんな利便性の悪いとこイヤだよ」と
 外国人経営者にもバレバレの誘致をしている市政】

世にはミスマッチ雇用が溢れとるというのに。
とりあえず日本の中小企業何とかしたれよ、
ふさえちゃんとじゅんちゃん。

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