誰が産む?

2004年6月22日
昨夜「たけしのTVタックル」を見ていて。

出生率1.29がめっちゃ由々しき事態だと、
子どもを産む機能を持たない男性が云々している。
うまく理屈にできないけど、何だかとても不愉快だったのは
いくら切羽詰まった政策のための論議とはいえ、
子どもを産む産まないとか、相互扶助の問題を
オヤジ連中が数字に置き換えて話をしていること。
世の中、頑と「産まない」と決めてる女性ばかりじゃないと
私は思ってる。だけど、社会的整備が足りないから、とか、
こんな社会だから生みたくない/育てられないと思うから、
今の女性は子どもを産まないんだ、と決め付けておられるようで。
出生率低下の理由をどうしても一元化して
確定させなきゃいけないのかな。
女性抜きの議論が一人歩きしてるのがヤだね。
「子どもを産むって行為をお金で考えちゃいかん」
と三宅久之センセが言っていたけど、その通りだと思う。
生活の中の一つなんだから、現実離れした感覚でもの言うな、
と言う人もいるかもしれないけど、
デリケートな話を与野党こぞって数字数字と騒いで、
かきまわすのは、見るに耐えない。

危機感ばっかり先走りしてる...

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