She is really cool !

2004年6月24日 読書
仕事をテキパキ、サクサク片付けて一路シンフォニーホールへ。

一度TVで見てから、生で見てみたいとずっと思っていた人。
『西本智実 「革命」ツアー2004 with アナスタシア』。
席は3階舞台下手の上。
指揮台が辛うじて、オーケストラはバイオリンを正面に半分しか
見えないというポジション。オケを上から見たのは始めてである。
なかなか面白い。
今度はパイプオルガン下の席(指揮者と対面、オケはうしろ向き)
を狙ってみたい。

曲の云々は理屈で語れないので、詳細は省きます。
でもアナスタシア嬢のバイオリンは、感情をお腹の底から
素手で掴まれたような気がして、涙腺が緩みかける。
隣のご夫人は感動してずっと静かに泣いておられた。
弦楽器って、人の心を揺さぶるのにもってこいやなあ、と
不埒にも感じてしまうのであった。

西本さんは、例えるなら「宝塚の男役」のような印象。
思ったより細いし女性的だし。
しなやかで繊細でいて、力強い。
女性ファンが多いはずだ。
そりゃもう、開演前のトイレは凄かったですよ。

また、こんな大箱のしかもわりとフォーマルなクラシックを
聴くのは初めてだったので、「え?」と思うことも多かった。
退場しては拍手に応え、花束をもらっては引っ込み、
拍手に応えて出てくるということが何度か繰り返されるだけで、
アンコール曲というものは無かった。ぴったり終演時間前終了。
コンサートで、何曲もアンコールがかかるのが普通だと思って
いたので、終わってすぐお客さんが立ち上がるのにはビックリ。
その点は物足りなかったかも。

実は今年はあと三公演、指揮者メインのものを聴く予定。
なぜにマイブームが指揮者なのかは分からんが、
交響曲好きに違う楽しみ方を教えられているようで、楽しい。

決してイケイケドンドンではないが、
凹みまくりの状況に、若干薄い陽光が差し込んできて
自分の歩き方をあーやこーやと漠然と考えていたところだった。
こじつけかもしれないが、まさしくちょっとした「革命」
なのかもしれないと、ホールを後に歩きながら思っていた。

★☆★☆★☆★
☆ヒヨコさん
 私も事務所で書き込んでいます(^^ゞ
 友人が弁護士事務所で働いていて、いろいろ聞いているので
 ご同業が興味深くリンクさせていただきました。
 「電車ではマナーを守ろうね」と優しく言う時代ではありませんね。
 ホント「守りやがれ」です。私も毎日キレております。

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