09月14日付 ニュース 社会の報道「大阪・池田小事件の宅間死刑囚に刑執行 (cnn.co.jp)」へのコメント:

執行の早さに言い知れないショックを受けた。

今日思ったことは、
被害に遭ったこどもたちの命も宅間死刑囚の命も、
人の手で絶たれたものだということ。

それが文字になって人々の目や耳に飛び込んできた、ということ。

死刑は、宅間にとって、人生を浄化するための善策の一つ
だったのだろうか、ということ。

改悛の情は、浄化の渇望を組み伏せることができなかったのか、
ということ。

というより、本当のところ改悛の情はあったのか、無かったのか、
ということ。

1970年代に赤軍派で事件を起こした死刑囚の手記を
読んだことがある。
彼らが生きてきた時代に流れていた思想については、
私は最後まで理解できなかったのだけれど、死刑囚が
刑に服していくうちに鬼畜の心が和らいでゆき、自らの手で
命を奪ってしまったことへの反省は、やがて、すすんで
「死刑」を受容することへと、(よくいえば)昇華していった
ように感じた。
ある意味、「思想」が事件を起こさせたのではないかという
性善説的な印象を受けたように思う。

どんな意見を述べたところで、専門的な識者の足元にも及ばないが、
凶悪犯でありながらも、ある一つの命が絶たれたことには、
合掌。

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