この一家は2人の息子たちが可愛かったし、
勘九郎さんも好きで、以前から特集とかを見てた。

名を継ぐ者としての産みの苦しみより、
今回は父として、師匠としての苦しみの方が
重く大きかったに違いない。

伝統芸能を受け継ぐ人たちの苦悩は、
一般人には計り知れないものがある。
けれど、そんなことを感じさせない一冊。
辿って私も旅に出たくなる。

☆★☆★☆

もう一冊。
飲んだくれのO君がススメてくれた。
『大阪下町酒場列伝』(ちくま文庫)

「連れてってくれ」と言うと
「終電の時間気にするヤツとは行かへん」と言われた(T_T)
ま、事実だからいいけど。
「一人でのれんくぐれたら、お前も立派な大阪人や」
そんなぁ。
しょうがない。読むだけは読んでやる。
でも、行きたくなるんやろなー、きっと。

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