健康であるということ

昨夜。
叔父が末期癌だと、母から電話があった。
今どうのこうのという状態ではなく手術待ちだが、
胃を全摘、リンパにも回っていているらしい。
2人の娘の現状もあまりよくなくて、
叔母が泣き暮らしているという。

若い頃から大酒を食らい、タバコを吸い
仕事のストレスも大きかった叔父。
繊細な性格で人付き合いが苦手な性格は
無理に明るく振舞わせ、飲酒へと逃避させた。

娘や叔母にどれだけなじられても、飲酒はやめようとせず
晩年、仕事を失ってからは精気が無くなる一方だったという。

家族が居て、支えられているのを知っているのに
頑固な自分をどうして変えられなかったのか。
今、責めたところでもう詮無いことだが、
苦しみの中で、少しは悔いているのだろうか。

手術が終わって落ち着いたら、会いにいってこよう。

☆★

父が禁煙して2ヶ月になるという。
食欲が出て、前向きになってきたんだって。
なんだかなー。
孫ができたころ、急に痩せだして癌疑惑がおこり
検査や禁煙を周りが勧めたのに、頑として拒んだ人が。
叔父のことが影響してるん？　と聞いてみたがそうでもなさそうだ。
今まで紫煙を吸い続けた母は、長年の肩の荷を下ろした感。
ま、永久に続くことを願います、父上殿。

★☆

「あんたは大丈夫なんやろな？」
詰問口調の母。
大事を隠されていては困るといった感じ。
この人なりの心配の仕方、言い方やなーと思いつつ
検査に行ってきたところなので、
「今のところは安心しなさい」と言っておく。

ケンカばかりしていても、父母妹弟を悲しませる訳にはいかない。
離れているからこそ自己管理もちゃんとしておかなくては。

少しおセンチになった週末。