卑屈になってると思われるかもしれないけれど、
どうも最近、こっちが沈黙していたり、口数が少ないと
上から目線でモノを言う人が多いような気がする。

仕事。
海外駐在歴が長くていやんなっちゃうよ〜とご自慢な商社マン。
「へー」「ほー」、時には聞こえなかったフリをしてると
「聞いてますか?」
社内の人間に聞いてもらえ。
わたしゃアンタの赴任浪花節を聞きたいわけではない。

友人。
「見て見て私を見て」
趣味の多い友人で、秋ともなるといろんな発表会が催されるらしい。
いわく奥様発表会。
「平日の午後」なんて、京都に行けるわけないわいな。
わからんかい、コラ。
しかも、週末も先約があると言うと、
「キャンセルすれば?」とマダムイズム全開だ。
どこから目線なんだ。ったく。
誰が稼いだお金でそゆことやってられると思ってんだ!

倉庫の担当。
「年内入るの、あとどれぐらい?」いきなりタメ口かい!
はああ〜? 定期的な入庫じゃないんですけど。
入庫したら2日後には、全量引き取ってますけど。
「お仕事いただいて、ありがとうございます」と言ってくれるのは
通関業務担当の小姐だけだ。しかも毎回。
系列倉庫の中間管理職ともなると、コンテナ卸するのも
イヤなんかい! と思ってしまうような口振りである。
港湾関係諸兄、いろいろおありでしょうが、もうちょっと
サービス細かくないと損しまっせー。

ま、こういうことに、一々ひっかかってる私自身の目線がどうか、
という話でもありますけど。

月数が2桁になると、がぜん年末の話に入る。
そうして坂を転げ落ちるように年越しを迎えて、ため息をつく。
気がついたら、底冷えの激しい2月ごろだったりする。

こういうエンドレスの勤め人生活にちょっと区切りを着けたいなあと
思いこそすれ、若いときのような踏ん切りがつかなくなってきている。
そうしてこの世代は現実に愛想を尽かして、いろんなことを
やらかしちゃうのかもしれんなー、と黒い淵の方につい
向かいたくなる衝動をぐぐぐぐっと抑えるような毎日だ。
「楽しいことや面白いことやってごら〜ん♪ あはは♪うふふ♪」
そうありたいね是非。
でも、そうはいかないのは何故なんだろう……。

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

日記内を検索