食は上海？

上海で食べたのは何？という質問が多々あった。
季節柄「上海蟹」は皇帝級のチョイスだろう。
しかし、残念というかあまり食指が動かないというか
現地の友人が甲殻類アレルギーと
いうこともあったので
（自分だけでも食えばよかったのかもしれんが）
わしゃわしゃがつがつ蟹を食らうことは今回無かった。

三度きっちりした時間に食べるということも、
ツアーだとなんとかなるもんだが、フリーだと食べそびれたり
するので、実際にちゃんと店で食事をしたのは2回の夕食のみ。
往きの機内食とかジャンクな小吃を含めても、
やはり口福か、外れはなかったのはラッキーでした。

初日（夕）は、ガーデンホテル近辺の大箱レストラン。
5〜6品頼んでも食べ切れなかったので持ち帰りにしてもらう。
「獅子頭という（くらいデカイ）肉団子（中に蟹みそ入）の
煮込みあんかけ」と、豚肉のトロットロの煮込みがすげーウマく
写真撮りたくなくなってしまって、ひたすら二人で食う。
二人でも、240元（約15円／元）ほど。
グルメブログでないので、詳細は記憶していません。
体が憶えてるってーことで。

なにせ、友人も京都の出なので、安くても雰囲気の良くない店は
選ばない。予約無しでも5分くらい待っただけで入れたし。
穴場なのでオープンにはしませんが、教えて欲しい方は
遠慮なくご連絡くださいまし。

2日目（昼）は、蘇州拙政園前のお粥屋さんで。
砂糖で少し甘味をつけた黒米と棗や松の実が入ったのと
南瓜のお粥を。歩きつかれてヘトヘトだったけど、回復〜。

（夕）日が暮れた同里の家常菜（家庭料理）の食堂で。
ここでも炒飯を含め5品。なんでもない青梗菜と豚肉の
あっさり塩味炒めがサイッコー！！でした。　じゅる。
ふらっと入った店なのに、外れてません。

最終日は、独りなこともあって食べそびれ。
お昼に外灘から南京東路を歩き、本屋に行くために
何とか路を曲がったら「巴比饅頭」という包子のお店が。
時間を気にして、ちゃんとしたお店に入ることをためらってたので
ここで優しそうな小姐から小さな「大根千切り」と
「肉」まんを2個、しめて1．5元。しええ！安上がりだ。
千切りは甘辛くあっさり味付けしてあって実に美味い。
地図を見たかったので、休日で閉まってる大きな会社の
入り口に腰掛けて食べた千切り包子はコレ↑

またもや回復〜。

結局、あとは帰途機内食が出るだろうと思って、早く着いた空港で
三明治（サンドウィッチ）とウーロン茶を2杯で済ませたきり。

やっぱ、時間が足りません。
日本であちこち回る感覚が身に着き過ぎて、残念な思い。
けど、同里で食べたのは美味かったなあ…夢に出るかも。

もう一度行きたいです。マジでゆっくり。