試写状が当たる。
こういう時に宝くじを買うべきなのに。
すっかり忘れていた。
もとい。
『硫黄島からの手紙』の試写会である。

かなり年齢層が高かったのは、やはりテーマによるのかな?
日本作の戦争映画とは違う要素が随所に。
最初の爆撃シーンから火薬もようけ使てるなあ、金使ってんな、と、
はっきりと分かる違いを見せ付けられたような感じがする。

私は渡辺謙と伊原剛志に、はあとまーくだったんだけど、
同行娘はひたすら「にのみやくーん」だった。
昔は若くして家庭を持った男性は多かったし、設定的には許せても、
どうも、私はあの童顔がこんなテーマにはそぐわないような気がして。
演技は褒めてもいいけど、他には候補が居なかったのか、
なんて思いながら観ておりました。
獅童くんも軍人らしくてよかった。この頃からいろいろ
あったのかしらん、と思ったりして。でも一番は伊原剛志が
西連隊長を快演していたこと。ちょっとイカス上官でした。

正直、この島の位置もおぼろげだったりしてたし、
硫黄島という語彙の響きも、戦争カテゴリの中にあったかも、
くらいの認識だった。戦争そのものもそうだけれど、本当に
知らないことが多すぎるなあ、と軽く凹んだりもした。

泣ける映画ではありません。少なくとも私たちは泣きませんでした。
どちらかと言えば記録映画のような。
知ってる俳優さんが出ているドキュメント映画って感じがし、
この栗林中将の手紙が残されていたからこそ、の史実として
「伝えたかった」という思いが込められていると思う。

硫黄島自体には、一般人は現在上陸できないとのこと。
むしろ、簡単に行けないことが激戦の痕を想起させるのかも。

よければ劇場に足を運んで観てください。
☆5つ中、4つの評価  >って、何者だ?(笑)

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