年末年始もちょっとした思い出に

ホントに速いもので、先週「お疲れさま」「よいお年を」と
言って終えたばかりなのに、1週間後には「あけまして」と
挨拶せないかん。
そら時間経ってるんやからしょうがないがな、と言われれば
そうなんだけれども、ここ十年くらい（大阪に来て、京都に
帰省するというパターンになってから？）どうもその速さ、
年々加速してるような気がして。

今回は小用があり、1日早く帰ったんだけれども、
やはり待ってましたとばかりに家中掃除させられた。
しかも、30日の夕方から餅をつき始めた両親。
2台の餅つき機で、2時間かけて7〜8臼はついたかな。

小学校の高学年くらいまでは石臼があって、家の前で蒸して
親戚が来て大勢で餅つきをしてたこともあり、どうしても
家でついたのを食べたいという両親のこだわりのもと、
例年はあまり年末押し迫らない前にやっちゃうんだけれど、
今年は早く帰る私をアテにしていたよな感じ。騙された。＞＜
ひっさびさに粉だらけになり、昔を思い出して餅を丸めた。
どうせ、寒餅（餅は水の冷たい時期につくらしい）もつくくせに
いいもち米が手に入ったといって、すげー量の準備ができてた。

遅くなった夕飯は、私が帰途寄って買った鶴橋・平山商店のチジミ。
鶴橋の30日は、すんげー人で路地が押し合い圧し合いで
全然歩けなかったほど。やっぱみんな考えることは同じだ。
しかし、いろんなものが飛ぶように売れているのは面白い。
こういう商店街では「ちょっと景気戻った？」と錯覚する。
飲食店も市場内もチジミやキムチのお店もだいたい行列だし。

昨日ちょっとのぞいたデパートでは、お雛さまと、卒業式の袴と
学習机とランドセルが一角に並べてあった。
いやまだ早いぞ、しかも一緒に並べるのはどうだ？と
内心突っ込みながら後にしたんだけれど、前倒しの商戦は
いつの間にやらタイムリーなディスプレイになってゆき、
そんでボヤボヤしてると五月人形が飾られていたりするのである。