予定が入っていなければ、もう1日中爆睡していたろうな。
なーんか頭のなかに霞がかかったような感じで、ふらふらしつつ気合入れ、
15時から『大阪シンフォニーホール25周年ガラ・コンサート』、
それまで探し物で大型書店へと、出かける。
話題書の棚で、こんな画の表紙が「買わんかいや」とメンチを切った。
ちら読みと帯読みで買ってしまい、これから読みます。
☆
『ガラ・コンサート』は、千住真理子MC、久しぶりの金聖響氏指揮、
バンドネオン奏者 小松亮太氏、ピアノの貴公子（だった）ブーニン氏など、
いろんな出演者が出てくる記念音楽会といったところでした。
金氏は、幸せ太りで日焼けしてて、ヒゲも少々生えてたし
20代の頃の、カミソリのよなシャープさはどこへやら。
守りに入ってませんかー？って思った。
もう一回今月末の別の演奏会ではマーラーの大作が楽しみです。
バンドネオンって、音色がなんとも切なくてジーンとしてしまった。
楽器のマイノリティって感じで、いろんな背景があって、それがまた
音楽を聴くことのベースになってるのかと思うと、奥が深い。
―――学校行事の音楽鑑賞かっ。
ブーニンは、かつての大ブレーク時代の雰囲気を残しつつ、
すっかり“おっさん”であった。千住嬢同様に、一見月日を
感じさせない佇まいではあるけれど、コメントするごとに
「20年ぶり／年取りました」とかいうのが入ると、おおそうか
彼らはそういう年月をキープするのに努力してきたんやなあーと
これまた感慨深いものが。
―――『波乱万丈』かっ。
シンフォニーホールは会員さんが定着しているので、こういう
記念行事ともなると、年配の方がどどどーっと来られる。
金氏とか佐渡氏指揮だと、指揮それだけで若い層が動員されるけど
今回は若者をとんと見なかった。
アンコールもなく2時間半、夕方暮れかけたキタの街を
彷徨うかどうか迷ったけれど、結局睡魔に勝てず、帰宅。
北海道物産展、名残惜しや…。
☆
虎、龍に及ばず……ってか、ぜんぜんオーラ無いし。
明日も心配だ。
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