エドレポ(お江戸探訪編)
2007年11月5日
(10/19(金)〜10/21(日)・最終日のこと)
さてさて、いよいよお江戸行脚も最後となりました。
S嬢リクエストの、葛飾柴又〜矢切道中です。
前日のD優勝から一夜明けてもどーんよりとした空気に
なんとなく包まれたホテルをチェックアウト、東京駅で
帰りの新幹線の予約を取って、いざ出発。
日暮里から京成に乗り換えて、柴又下車。
川一本越えるとすごく身近な風景が車窓の外を流れ出し、
柴又で下りたとき、自宅の最寄り駅によく似た感じがして
デジャヴってるような。
駅前にはどどんと寅さんの像が。電車が着くごとに大勢の人を
惹きつけるのであった。そこかしこでまたいい匂い〜。
朝ごはんを途中で食べようと言いながら、どんどこ進んできたので
また誰ともなく「腹減ったぁ」と言い出し、帝釈天の参道で
有名だという?チョココロネを買い、食べながら歩く。
帝釈天ってば町の鎮守さまくらいに思ってんだけども、由緒正しき
歴史の長いお寺さんだったんですね。境内も結構広かった。
七五三のご家族も多かったし、日曜なので団体も続々と。
そうこうしているうちに、お昼も近づいてきたので、
空腹をなだめる為、混む前に早めの昼食を。
お団子がばんばん売れてる「とらや」で。
昔ながらの食堂って感じで、どれも美味しゅうございました。
参道を戻って、江戸川方面へ歩く。いやーお天気良すぎて日差しが強いっ!
河川敷がすごく広くて、なにより大阪の河川敷と全然違うのは
とてもキレイだったこと。パッと見た感じ、落書きも無ければ
ゴミも放ってないし、宿無しのおっさんもフラフラしてない。
この違いはなんぞ?
てなことを喋りもって、♪やぎりのわたぁ〜しぃ〜♪の船着場へ。
矢切の渡し。細川たかしばりにこぶしを回して歌ってみます。
穏やかな水面をぎーこぎーこと人の手がこぐ、和船。
乗り合わせた人はしばし無言で景色を楽しんで、対岸へ。
対岸(松戸側)に、白地に赤の旗↑が翻っていたら、運航だそう。
のどかな日曜のお昼。
自動車椅子のような小さなカートで移動するゴルフ場で、お父さんたちが
目一杯プレイしているし、子供たちは河川敷で走りまくってるし。
時間があったので、『野菊の墓』の舞台となった辺りまで歩くことに。
「野菊のこみち」を歩けばよい、と誘導標があるけれども、
どう見ても、ネギ畑の農道っぽい。私有地じゃね?
炎天下である。暑い。みなさん、夏にはオススメしません。
坂川にかかる橋の欄干は、渡しと野菊。↑
のどかだ〜。
ちょうど、どこかの神社かの秋祭りをやっていて、お神輿が繰り出していた。
のどかだ〜。
実際、途中で飲み物を買おうと思っても、店すら無く、
自販機はランプが消えていて、地元のおばさんに寄ってたかって
「そら使えんよー!」と言われてしょぼくれるほど、周辺には何も無い。
のどかだ〜。
私の足では結構きつい、往復1時間半くらいの行程を経て、
また元来た道をたどって、今度は柴又へと渡しに乗る。
団子だ飴だ、お土産だと買い物しながら、電車に乗り込むと、
日暮里まで三人が眠り込んだ。
なんとのどかな日帰り散歩であったことよ。満足でし。
☆
疲れてはいるけれど、テンション上がりっぱなしで、喋るのも止まない、
そんな江戸探訪でありました。
昔のものが絶対いい、とも思わないし、今どんどん開発されてることに
惹かれていくのも仕方ない、とも思わない。
だけど、こうして新旧のものがちゃんと存在している今を、
体感するということは、自分の感性にとってもプラスになるし、
一方で「歳とったなー」と思うのが、こういう形で「歴史」というものを
すごく強く感じるときである。
老いるとか、晩年にはまだ少し時間もあるので、少々無理をしてでも、
こういう機会を取っていろんなものに出会いたい。
だから旅をする。
まだまだあちこち行きまっせー!
☆
この旅行が終ってから、きっと秋の行楽特集だと思うけど、
結構旅番組やグルメ番組で、この辺の特集をやってのを多く目にした。
関西で紅葉や桜の時期に京都がクローズアップされるのと同じなのかもしれません。
○○ヒルズや○×スクエア、とかの跡地再開発のエリアも
それはそれですばらしいと思いますが、自分の針が振れっぱなしではない
穏やかな気持ちになる場所、秋のこの時期見つけてみましょ。
あ〜〜、やっぱ歳取ったなあと思う、このコメント。
さてさて、いよいよお江戸行脚も最後となりました。
S嬢リクエストの、葛飾柴又〜矢切道中です。
前日のD優勝から一夜明けてもどーんよりとした空気に
なんとなく包まれたホテルをチェックアウト、東京駅で
帰りの新幹線の予約を取って、いざ出発。
日暮里から京成に乗り換えて、柴又下車。
川一本越えるとすごく身近な風景が車窓の外を流れ出し、
柴又で下りたとき、自宅の最寄り駅によく似た感じがして
デジャヴってるような。
駅前にはどどんと寅さんの像が。電車が着くごとに大勢の人を
惹きつけるのであった。そこかしこでまたいい匂い〜。
朝ごはんを途中で食べようと言いながら、どんどこ進んできたので
また誰ともなく「腹減ったぁ」と言い出し、帝釈天の参道で
有名だという?チョココロネを買い、食べながら歩く。
帝釈天ってば町の鎮守さまくらいに思ってんだけども、由緒正しき
歴史の長いお寺さんだったんですね。境内も結構広かった。
七五三のご家族も多かったし、日曜なので団体も続々と。
そうこうしているうちに、お昼も近づいてきたので、
空腹をなだめる為、混む前に早めの昼食を。
お団子がばんばん売れてる「とらや」で。
昔ながらの食堂って感じで、どれも美味しゅうございました。
参道を戻って、江戸川方面へ歩く。いやーお天気良すぎて日差しが強いっ!
河川敷がすごく広くて、なにより大阪の河川敷と全然違うのは
とてもキレイだったこと。パッと見た感じ、落書きも無ければ
ゴミも放ってないし、宿無しのおっさんもフラフラしてない。
この違いはなんぞ?
てなことを喋りもって、♪やぎりのわたぁ〜しぃ〜♪の船着場へ。
矢切の渡し。細川たかしばりにこぶしを回して歌ってみます。
穏やかな水面をぎーこぎーこと人の手がこぐ、和船。
乗り合わせた人はしばし無言で景色を楽しんで、対岸へ。
対岸(松戸側)に、白地に赤の旗↑が翻っていたら、運航だそう。
のどかな日曜のお昼。
自動車椅子のような小さなカートで移動するゴルフ場で、お父さんたちが
目一杯プレイしているし、子供たちは河川敷で走りまくってるし。
時間があったので、『野菊の墓』の舞台となった辺りまで歩くことに。
「野菊のこみち」を歩けばよい、と誘導標があるけれども、
どう見ても、ネギ畑の農道っぽい。私有地じゃね?
炎天下である。暑い。みなさん、夏にはオススメしません。
坂川にかかる橋の欄干は、渡しと野菊。↑
のどかだ〜。
ちょうど、どこかの神社かの秋祭りをやっていて、お神輿が繰り出していた。
のどかだ〜。
実際、途中で飲み物を買おうと思っても、店すら無く、
自販機はランプが消えていて、地元のおばさんに寄ってたかって
「そら使えんよー!」と言われてしょぼくれるほど、周辺には何も無い。
のどかだ〜。
私の足では結構きつい、往復1時間半くらいの行程を経て、
また元来た道をたどって、今度は柴又へと渡しに乗る。
団子だ飴だ、お土産だと買い物しながら、電車に乗り込むと、
日暮里まで三人が眠り込んだ。
なんとのどかな日帰り散歩であったことよ。満足でし。
☆
疲れてはいるけれど、テンション上がりっぱなしで、喋るのも止まない、
そんな江戸探訪でありました。
昔のものが絶対いい、とも思わないし、今どんどん開発されてることに
惹かれていくのも仕方ない、とも思わない。
だけど、こうして新旧のものがちゃんと存在している今を、
体感するということは、自分の感性にとってもプラスになるし、
一方で「歳とったなー」と思うのが、こういう形で「歴史」というものを
すごく強く感じるときである。
老いるとか、晩年にはまだ少し時間もあるので、少々無理をしてでも、
こういう機会を取っていろんなものに出会いたい。
だから旅をする。
まだまだあちこち行きまっせー!
☆
この旅行が終ってから、きっと秋の行楽特集だと思うけど、
結構旅番組やグルメ番組で、この辺の特集をやってのを多く目にした。
関西で紅葉や桜の時期に京都がクローズアップされるのと同じなのかもしれません。
○○ヒルズや○×スクエア、とかの跡地再開発のエリアも
それはそれですばらしいと思いますが、自分の針が振れっぱなしではない
穏やかな気持ちになる場所、秋のこの時期見つけてみましょ。
あ〜〜、やっぱ歳取ったなあと思う、このコメント。
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