夏休みの思い出

2009年8月19日 日常
部活が始まるまで=小6までは夏といったら
丹後の遠縁の家に行ってた。
父方のこどもが勢ぞろい。
プライベートビーチみたいなとこで一日中泳ぎ
夜は大人は大宴会、こどもは花火や肝試しと
あらゆる夏の遊びをここで覚えたのだった。

そうそう、自転車に乗れるようになったのもここで。
従兄のアシストで、国道をかすめて一周するコースを
大人用の重い自転車を乗りこなすにはそんなに時間はかからなかった。

―そんな思い出が次から次へと蘇ってきたのは、
その遠縁の小父さんが3年前に亡くなっていて
遺産相続やら血縁のややこしい話がようやく今年の夏前に片付いて、
皆が集まっていた大きな家が売りに出され、もうあの場所は縁の無いものと
なってしまったと、父に聞かされたからであった。

そこを実家としていた小母さんは「もう帰るところが無い」そうで、
京都市内で住まう小父さんの息子も私たちとよく遊んでいたのに
この相続がこじれて全く連絡を寄越さなくなった、みずくさい、と嘆いている。

美しい思い出だけが残っているのは、近親者でないからだとは思うが
余生を過ごすにはいいところだったと思うのに。
そんなことは欠片も思わなかったのだろうか、あの息子は。
ま、税金やらなんだかんだの事は、美しいこととは関係ないんだけど。

今となっては、いろんな体験ができてありがたかったと思うばかり。



よいこのみなさん、夏休みの宿題ラストスパートでっせ~!



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