記憶を辿り、道を辿り

ほほう。
高い山は「座」で数えるのか。
中国語で習った記憶があるが、日本でもそうやねんな。
で、ついでに調べると「山」「峰」との区別もあり。
勉強しとらんなあ、知らんこと多いなあ、と
ウニ脳、もしくは ホエイ脳（働きはいいけど状態が）。

☆

『仏教の来た道』＠龍谷ミュージアム
なかなか見応えありました。
大谷隊の成果がよく理解できる展示で、
また、西方寄りの仏が多く展示されて
イケメン仏度合が高かった企画。
さすが龍谷、ようけええもん所蔵してはりますなぁ、と
嘆息しつつ、じっくり回ってまいりました。
ベゼクリク石窟の壁画を復元した大回廊は圧巻。
鮮やかさにくらくらしました。

その後、
大昔の職場近辺をぶらぶらしていたらお昼時。
昔もよくお世話になった鮨屋さんがまだ営業していたので
のれんをくぐって、昔と同じ店内のつくりとお品書きに小躍りし
当時と同じものを頼む。

同じスタイルで供され、かすかーな記憶がよみがえる。
「あー、これこれ！」と言いながら、美味しくいただいて。
職場近辺をチャリブラしてみたが、今では完全に土曜日は休業。
（当時は土曜日15：00までだった）
マンションが林立し、店舗がなくなったりして目印が無いせいか
通り名もすぐに思い出せないありさま。
よく待ち合わせに使った、老舗の喫茶店で、今もある名物のプリンを
テイクアウトして帰宅。

表通りの変わりように比例するように、裏手の小さな通りの姿も
変わっている。当然ことながら、目の当たりにすると驚く。
普段の生活でも、こちらの記憶違いという物事が増えてきて、
「こりゃいかん」と思うことしばしば。
いかん、と分かるうちに、昔のことを芋蔓式に思い出すべく
いろいろ見ておかないと、と思った。
なんだか老人的？