激寒の朝とだいこだき

所用で大阪から山科へ鉄子。
日曜に人身事故、JR激遅れ。
平日も遅延が多いJRだけれど、休日の朝は
いろいろな用事があって出かける人も多く、
その様子もいろいろで興味深い。
（時間に余裕があったので、駅で慌てている人々を
　眺めてた。若干、いけずな自分に呆れる）

ちょっと自然の多い道をひたすら歩くという半日。
そういや、先週も晩秋のお宮の石段を785段も上ったのだ。
齢とると筋肉痛が遅く出るなんて言うけれど、
私は、すぐ影響が出て、なくなるまでに時間がかかるようになる、と思う。
実際、早朝に上がって、夜大阪に着いたときには相当影響あったし、
その週後半まですっきり快復せんかったような。

ともあれ、日曜の朝、急勾配をずんずん上る。
紅葉も、もうすっかり落ちてしまっていたけれども、
木々のさわさわする音や寒さに対抗する陽の光が心地よい。
やっぱ、この季節が一番好き。

☆

寒くなったら大根を煮る。
無性に食べたくなるから。
京都では１２月に「だいこだき」をするお寺がある。
大きな釜でぐつぐつ煮て、参拝者にふるまう。
有料が多いけれども、それでも「よばれ」に行く人も多い。
そんな京都の刷り込みがあるせいか、スーパーで大根が安売りなのを見て
「お揚げさん」と炊こうと思って購入。ぐつぐつ煮る間に編み物を進める。

久々にのどかな日曜夕方。
せんきょカ―はうるさかったけれど。